こんにちは!日々是好日です!
先日、仕事あがりに「今日は天気も良くて雲も少なそうだから、阿智村まで星を観に行ってみよう」と思いついたのが夜10時。そこから突貫工事の如く長野県の阿智村まで行き、写真撮影を行ってきました。
日本一の星空を楽しめる町、阿智村
下伊那郡の西南に位置し、西は中央アルプスの恵那山を境として岐阜県および木曽郡に接し、東は飯田市、下條村、南は阿南町、平谷村に接しています。恵那山、富士見台高原および大川入山から深い谷間をぬって大小の河川が流れ阿智川および和知野川となって天竜川に注いでいます。
標高410mから2191mまでの山間地に56の集落が点在しています。
長野県の最南部エリアに位置しており、岐阜県との県境の町です。中央道を利用することで、名古屋からもかなりアクセス良好です。
中央道を経由すれば、2時間かからずとも、阿智村まで到着することが可能です。園原ICを降りたら、そこは星空の楽園。都会では見れない光景に息を呑むこと間違い無しです。
なぜ、星が綺麗に見えるのか?
阿智村は、環境省が実施した「全国星空継続観察」に於いて星が最も輝いて見える場所第1位に認定されました。
そもそも、星が綺麗に見える場所的条件として
①市街地の明かりから遠く離れている
②標高が高い所であること
の二つが挙げられます。
①については光害と言いますが、町明かり(街灯や家屋の明かり等)が多い所では夜空が暗くならず、星空を確認することが出来にくくなります。現代社会において街灯も無い真っ暗闇ってあまり経験できないとは思いますが、本来夜はそれくらい暗い物です。懐中電灯が無ければ歩く事もままならない様な暗さこそが、星空を綺麗に観る為には必要な条件となります。
②については①の要素とも少し関係性があります。星空は地球上何処にいても勿論存在している訳ですが、空気中に多く漂う水蒸気やダスト等によって光が吸収されてしまい、見えにくくなってしまいます。勿論排気ガスなんかも関係しているのですが、標高が高ければ高いほどそういったものが少なくなります。なので標高が高い方が星空が見えやすいのです。
阿智村については、四方を山に囲まれているので比較的近い都市である長野県の飯田や岐阜県の恵那といった町の明かりが届かない事と、標高が410mから2000m以上と高いエリアが多いため、こちらも条件的には良好です。
その他に、星が綺麗に見える条件は
①天気が晴れている事
②月明かりが無いこと
③なるべくなら夏よりも冬
が挙げられますが上2つは基本的に運ですし、3つ目については別に夏でも見れない訳ではありません。ちなみに、冬の星はすごく綺麗ですが、前述②の要件と重なることで洒落にならない位寒いです←
今回の写真撮影
今回は中央自動車道「園原IC」を降りて直ぐのヘブンスそのはらというスキー場の駐車場で星空観察および写真撮影を行いました。
このヘブンスそのはら、最近度々話題に上りますが「スタービレッジ阿智」として夏季は営業しています。
まあ、今回は夜どころか深夜の到着だったので利用はできませんでしたけどね。色々とブログとか口コミとか見ると「凄く良い」といった意見と「イマイチ」と言った意見とがありますね。私的には観光地化されて回りでがやがやしている中で天体観測しても余り魅力を感じませんが…
一種のテーマパークだと思えばそれもまた良いのかもしれません。
閑話休題。
深夜1時過ぎに駐車場に到着しましたが、天体観測用の望遠鏡を眺めている人や写真撮影をしている人、車内から眺めているらしき人など結構な人数がいました。
という訳で3枚ほど。
星の撮影は基本的にシャッターを20秒~開いた状態で撮影しなければいけないので三脚&レリーズ必須です。
肉眼で観ても息を呑むほど美しい星空でしたが、カメラで撮影してみるとまた違った魅力を感じる写真が出来上がりますね。辺りは山に囲まれていますので美しい稜線の背景に星が写るように構図を考えながら撮影するのが楽しくて仕方ありませんでした。
ただし、8月下旬とは言え山の中。気温は10度台で凄く寒かったです…
まとめ
・今回は雲もほとんど無く絶景の星空を楽しむことができた
・夏だと侮ること無かれ、寒さ対策必須
・次回はもっと標高の高いところで撮影したい
今回も読んで頂いた方、ありがとうございました!!