相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で、刃物を持った男が45人以上もの人を刺傷し、19名もの犠牲者が出た凄惨かつ衝撃的な事件。
発生したのは昨年の7月26日でもう直ぐ丸一年。そんなに経つのか、と内心驚いていますがそれ程までに鮮烈な印象を残した事件です。
Yahoo!のニューストピックスにこんな記事がありました。
<相模原事件>娘の死、向き合えぬ 62歳父、がん延命拒否 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
事件は余りに急で、惨憺たる物でした。それで、納得する事は中々出来ることでは無いと思います。
故に、癌の延命を望まず死を受け入れて娘様の元へ…という考えに至るのも頷けます。
癌という重大な病気に対する考え方はかなり様々、多種多様です。その方の置かれた状況や環境、そして死生観などが複雑に絡み合い癌と向き合うことを選択するか、死を受け入れるかが分かれます。
どちらが正しいと言うことは無いと思いますし、それは第三者が評論するような物では決して無いと思います。
最近では市川海老蔵さんの奥様、小林麻央さんが闘病生活を経て亡くなられた事も話題になりましたが、闘病を選択した患者様に対しインチキ医療が蔓延る日本の医療現場や社会は看過しがたい物がありますね…。
その事についてはまたいずれ。
事件から時間が経つにつれて風化していくことは決して悪い事では無いと思います。ですが、無かったかの様に忘れ去られるのもまた忍びないことだなと感じます。
この度、事件から一年と目にして思い起こしてブログを投稿しましたが、犠牲者のご冥福を心から祈ると共に、再び同じ様な事件が起きないことを切に祈るばかりです。