日々是好日

日々是好日(にちにちこれこうじつ)は禅の言葉。日々の小さな発見や小さな幸せを綴る鍼灸師のブログです。趣味や仕事のことを書き連ねています。

愛知県半田市の「ごんぎつねの里」へ彼岸花を観に行って来ました。

皆さん、こんにちは!日々是好日へようこそ!

9月23日(土)に、愛知県半田市の矢勝川堤防「通称:ごんぎつねの里」へ彼岸花を観に行ってきました。

名古屋市からでも、下道で1時間ちょっとで行けるのでオススメです。

見ごろを迎えており、とても綺麗でしたので今日はその写真と一緒にスポット紹介をしたいと思います。

○ごんぎつねの里って?

国語の教科書で広く親しまれる童話「ごんぎつね」

ご存知の方も多いのではないでしょうか。

この、ごんぎつねの作者である新美南吉氏の出身地が、今回訪れた愛知県半田市岩滑(やなべ)地区であったという事で、平成6年に新美南吉記念館が建立されました。

新美氏が愛した知多・半田の自然や多くの童話・文学作品をもっと多くの人に触れて欲しいという思いでこの地域を「ごんぎつねの里」と称して様々なイベントを行っているようです。

地域内の各所に文学碑が建てられており、それらを訪ね歩く「文学碑巡り」というのも案内されていました。

 

○矢勝川堤防の彼岸花について

矢勝川は、半田市阿久比町を流れていてとっても長閑な日本の原風景とも呼べる里山が広がっています。ごんぎつねの舞台とも言われている権現山や、ゆったり流れる矢勝川、そして広く広がる田園風景が印象的です。

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この時期、ぐんぐん育っている稲穂が印象的でした。

この矢勝川の堤防沿いに多くの彼岸花が咲いているわけですが、もちろん自生している訳ではありません。

ごんぎつねに出てくる『ひがん花が赤い布のように咲いている』との描写にちなんで1990年に地域住民によって植栽されたものです。

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童話の描写そのままに、絨毯の如く広がる彼岸花が鮮烈な印象を与えるスポットになっています。

 

彼岸花について

ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草ユリ科と類似している(というか昔はユリ科だった) 別名として曼珠沙華リコリスと呼ばれています。

ハーブや甘味料などとしても知られるリコリスとは違うので注意。

あちらのリコリスはスペインカンゾウで綴りはliquorice。

こちらのリコリスの綴りはLycorisです。

日本では別名も多く、死人花とか地獄花とか幽霊花とか、なんだか不吉な名前ばかり。

お墓の周りに植えられていた事と鮮やか過ぎる赤色から「死を連想してしまう」のでしょうけども。

植えられていた理由の一つは彼岸花に含まれる毒性。

アルカロイドが全草に含まれており、昔、野犬やモグラの被害によりお墓を荒らされたりしたのを防ぐ為に植えられていたと言われているそうです。

又、その毒性や動物忌避性を利用して畦道や堤防にも植えられたというのが彼岸花がそういった所に多く見られる理由のようです。

そして、人間でさえも彼岸花を食べると最悪死に至る可能性があるため、大人が子供に対して

「あの花に触るとあの世に連れて行かれるよ」

なんて言って近寄らないようにさせていたのかも知れませんね。よくある話です(笑)

ちなみに別名の曼珠沙華は「天上の花」という意味で仏教的には大変縁起の良い花として親しまれているそうです。

まあ、実際に仏教に出てくる曼珠沙華は白い花らしいですので、この赤い彼岸花とは違うのかもしれませんが。

 

○今回撮影した写真

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全面赤色一色になりがちなので、背景の色をどこから取るかに悩みました。田んぼの稲穂が緑の背景で、赤色が良く映えますね。

f:id:syou1341:20170924131603j:plainこちらはまだ蕾の彼岸花。この状態から一気に花開くので「突然現れた」様に感じるとも言われています。幽霊花と言われる所以はその為かも。

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彼岸花は草が基本的に生えず、長い茎を経て花だけがついているような形をしています。実際には花が終わった後に葉が出てくるのですが。

なので、下から見上げるような構図で撮影してみました。なんというか、花火みたいですね。

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遠くに見える鉄塔と、川を挟んで鮮やかに咲く彼岸花がとても良い風景だと感じて撮影。鉄塔とか電線とか凄く好きです←

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ピント位置を調整して、赤背景で赤色の花を撮影できるかチャレンジ。

少し見辛い気もしますが、鮮烈な赤色を表現するにはこの構図も良いかな…と感じました。

 

○さいごに

彼岸花の見ごろは1週間から10日程度しかありませんが、新美南吉記念館も含め本当に長閑な所です。野山を眺めながらゆっくり堤防を散歩するのも良いかも知れません。秋の初めの風物詩でもある彼岸花、ぜひ観に行って頂きたいと思います。

今回も読んで頂いた方、ありがとうございました!