日々是好日

日々是好日(にちにちこれこうじつ)は禅の言葉。日々の小さな発見や小さな幸せを綴る鍼灸師のブログです。趣味や仕事のことを書き連ねています。

訪問鍼灸師の日常その1

私の職業は鍼灸師です。このブログでは鍼灸師としての日常についても書き綴って行きたいと思います。

今回は初の記事になりますので、鍼灸という資格や仕事の概略や自分が鍼灸を学ぶに至ったきっかけ等を記しておきます。

鍼灸師とは、国家資格に該当する医療系の資格で、正しくは「はり師」「きゅう師」の2種類の免許を合わせて「鍼灸師」または「はりきゅう師」と呼称します。

 

鍼灸との出会いは高校生の頃。その当時吹奏楽部だった私は、酷い腰痛に悩まされていました…。吹奏楽部なのに腰痛?と思われるかもしれませんが、座ったまま長い時間演奏していたり、私の担当はチューバという大きな金管楽器だったため、物理的に重く、腰を痛めてしまっていました。

f:id:syou1341:20170722011347p:plain

 

そんなある時、母の勧めで鍼灸院に通院し始め、痛みが軽くなった実感から「人の役に立てる仕事をしたい」と思うようになり、専門学校を経て国家資格を取得しました。

鍼灸の良さは「痛み」の改善にあります。

代表的なものでは、腰痛症、頸肩腕症候群(首や肩周囲の痛みや痺れ)、神経痛(坐骨神経痛など)に対して有効であると考えています。

ぶっちゃけた言い方をすれば、どんな症状に対してもアプローチする方法があるのが鍼灸(東洋医学)の良い所だと思います。

細かい適応症状等についてはこちらを参照していただければ

こんな症状に効果があります <鍼灸の適応症> |一般の方へ|社団法人 日本鍼灸師会

 

  • 現在のお仕事

現在、愛知県名古屋市地域を対象に出張による鍼灸治療、高齢者や障がい者の方に対する運動指導などを日々行っております。

過去、担当した患者様の中には100歳を越える長寿の方もいらっしゃいました。さまざまな患者様のお宅へ訪問して施術していると、その方の人生観やエピソードにも触れることができ、大変勉強になることばかりです。戦時中のエピソードなんて、生で聴ける事も少なくなってくるでしょうし、貴重な機会だと感じながら日々を送っています。

 

  • 今日の出来事

毎週、水曜日と金曜日に訪問している90歳のK様(男性)。少し記憶力が落ちてきていて「今日は水曜日だったっけ?」と仰られました。

「今日は金曜日ですよ」とお答えすると「そうだったっけ?嫌になっちゃうなあ」と笑顔で話されていました。

この患者様、実は元お医者様。「昔は外来で来る患者さん達に ボケちゃ駄目だよ」なんて偉そうに喋ってたのに、今は自分がボケるなんてね」と笑っていらっしゃいました。

とても朗らかで、爽やかなお人柄な方です。

お医者様として過ごされた人生も、きっと素敵で優しいお医者様だったに違いない、といつも会話していて感じます。

自分も歳を取った時に頑固で、うるさい老人になるのではなく、穏やかに老いて行きたいと思える憧れに似た感情を抱く患者様です。

 

  • まとめ

このように、小さなエピソードを交えながら鍼灸師という仕事について紹介できればと思っています。

読んで頂いた方、ありがとうございました!!